昭和20年、日本は戦争に敗れ、それまで信じられてきた価値観が全て崩壊する。
病気のため出征を免れた文学青年・三島由紀夫(平岡公威)にとっても、敗戦は衝撃だった。
そして、最愛の妹が病気によって急死。さらに、恋人にまで突然別れを告げられる。
そんなとき、祖母の亡霊が現れ、青年三島に驚くべき過去の秘密を打ち明ける―――!