三島由紀夫生誕100周年記念映画『轉生 MISHIMA CODE』

市民劇団 美洲座(石原龍司座長)は、三島由紀夫生誕100周年にあたり、自主制作映画『轉生 MISHIMA CODE』を公開します。
美洲座は三島由紀夫没後50年の令和2年11月に舞台『アフロディーテ三島由紀夫物語』を旗揚げ公演し、次回作の発表を模索して参りましたが、この度、映像作品として制作・公開する運びとなりました。
映画『轉生 MISHIMA CODE』は令和6年12月15日にクランクインし、令和7年10月26日公開。映画完成までにご支援いただいた皆様に深く感謝御礼申し上げます。
あらすじ

無職のゲーム・クリエイター、結城朝人。ある日、朝人は独自のVRゲームを完成させ、公開した。彼のVRゲームは評判になるが、そんな彼の前に謎の若い女性・児玉麒麟が現れる。彼女は朝人に中世日本を舞台にしたVRゲームをつくるよう依頼、そのための資金や技術的・人的支援も申し出る。さらに麒麟は朝人に驚くべき秘密を打ち明ける。彼女には前世の記憶があり、それは三島由紀夫だというのだ。そんなとき朝人は、三島由紀夫の未発表短編小説が発見されたというニュースをみつける。その小説には、麒麟と朝人の出会いを予言したかのような場面が書かれており、衝撃を受ける。朝人は麒麟が望むままにゲーム開発に没頭し、これを完成させた。ゲームのプレイヤーは激増するも、廃人が続出し、社会問題になる。プレイヤーはVRと現実の区別がつかなくなり、現実社会で暴力事件やテロが頻発、無秩序化していく。そしてついに、朝人は警察に逮捕されてしまうのだった。
予告映像
主な登場人物/出演者

児玉麒麟(役)
無職、住所不定。本名は永井倫子。三島文学の熱狂的ファンで、自分は三島由紀夫の転生者だと思い込んでいる。両親は離婚し、富豪の祖父母に育てられた。SNSを通じて朝人に注目しており、ルームシェアの募集を見て朝人のもとを訪ねる。
德部鈴香(出演)
俳優。学生アイドルユニット「西短MP学科さくら組」(2023〜2025)を卒業後、舞台を中心に活動を続けている。これまで「BORDER」「泡の流れのように」「愛をとりもどせ 改」に出演し、経験を積んできた。今年10月にはナシカ座第9回公演「雷におちて」、10月末から11月にかけては演劇ユニット昨日の明日「或る日に」への出演を予定。2024年6月にはRKBラジオでリポーターを務めるなど、幅広い挑戦を重ねている。

結城朝人(役)
天才プログラマーだが、コミュ障のため会社勤めが続かず、最近も無職になってウーバーイーツで食いつないでいる。祖父が建てた戸建てに一人暮らし。家賃収入を得るためにSNSでルームシェアを募る。
戸上竜太(出演)
俳優。令和7年4月、総合学園ヒューマンアカデミー福岡校を卒業後、舞台を中心に活動を続けている。これまで「ちょい前の演劇令和だと犯罪だよね」「世間になじめん、かわいそうな僕ら。」「ガラスの国のアリス」「愛をとりもどせ 改」などに出演。

青桐一(役)
本名は不明。ベンチャー向け投資会社会社員に偽装した自衛隊諜報部員。三島由紀夫を尊崇し、転生者を探し続けて麒麟に出会った。麒麟に頼まれて朝人のVR開発を支援する。海外出張が多く、英語、中国語、ロシア語、韓国語が堪能。
中島伊織(出演)
俳優。福岡の劇団に所属。アクセサリー作家としても活動中。
助演
- 石原龍司
- こうの宏士
- 吉富友梨奈
主題歌『転生の歌』
- 作曲・演奏・歌唱/randomyoko
- 作詞/本山貴春
スタッフ
- プロデューサー/石原龍司
- 監督・脚本・撮影・編集/本山貴春
- 楽曲提供/案東滋賀
撮影協力
- 河野宏
- 筥崎宮
- 株式会社裕生堂
- 北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会
- 旧福岡県公会堂貴賓館
上映会
東京会場(2/1)
日時:令和8年2月1日(日)14時開場/14時半上映開始
会場:武蔵野市立武蔵野芸能劇場(東京都武蔵野市中町1-25-10)
アクセス:JR「三鷹駅」北口より 徒歩1分
入場料 前売券1000円/当日券1500円
席数 142席(前売券100枚)
大阪会場
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朝人だけは忘れないでよね
ボクのこと









